実務実習認定指導薬剤師の資格について

実務実習認定指導薬剤師 取得の流れ

薬局・病院薬剤部が実務実習を受け入れる為に必要な資格。その具体的な取り方の流れを記載する。

(注:当サイト編集者の体験に基づく一例である)

資格取得の方法:「講習会」「ワークショップ(以下、WS)」の両方を修了し、フォームに従って申込すること。

資格取得までの流れ

以下の流れでやると、効率的。(まずWS参加するのが楽)

WS3か月前位 :WSに申込する

WS1か月半前:WSの抽選結果の連絡が来る

WS当日   :2日間 参加➡「WS修了証」をGet +講習会の申込(案内もらえる)

講習会当日  :講習会に参加する(申込必要・抽選なし)➡「講習会修了証」をGet

修了証の期限内:(いずれも受講日~6年有効)に、新規申請を行う。

1か月以内  :資格取得の認定はがきが送られてくる。晴れて資格取得となる。

つぎに、ワークショップ・講習会について。

養成講習会
参加
し易さ
申込必要。定員なし。
頻度
(ブロック毎で)
年4回程度あり。
※日本全国どこの講習会でも参加可能
費用無料
日程半日程度。
例:講習①を15~16時、
講習②④を16~17時、講習③を17~18:30時
修了証講習会の終了後、各講習(①②③④)について、
レポート提出する

ワークショップ(WS)

内容が濃いため、詳しくはこのページ(内部リンク)を参照のこと。

参加
し易さ
申込み➡抽選に当選して参加可能
定員27名/1回 と狭き門。
※WS3か月前
くらいから申し込み可能。
頻度
(ブロック毎で)
年4回程度あり。
※基本的に自分所属の都道府県の
WSのみ申込可能
費用3万円(薬剤師会会員は1万円でOK)
日程丸2日間缶詰になる。冗談のように濃い。
(しかも欠席は許されない)
例:1日目は9時~20時、2日目は9時~18時
修了証1日目の感想記、
2日目終了後のテーマ別レポートを記入。
それで修了とみなされる。

ワークショップ(以下、WS) 前後の具体的な流れ

WS参加資格があるか確認

実務経験が、5年以上ある?
(実務経験:1週当り3日以上かつ20時間以上、
かつ薬剤師の資格を使用しての薬局or病院での労働)
薬局or病院での実務経験が、申し込み時点で3年以上継続

※上記は必要条件である。

正式な文書はこちら(外部リンク)。

すべてOKなら・・WS申込み方法に進む。

WS申込み方法

下記サイト(一般社団法人 薬学教育協議会サイト:外部リンク)にアクセスする

その中で、「PDF:●●年度 認定実務実習指導薬剤師養成ワークショップ開催一覧」をクリック。

・・・すると、以下のようなページになる。

WS3か月前位 :WSに申込する

上記のワークショップ案内で、お問い合わせ先ページへ問い合わせる。

例として、東海三県であれば「東海調整機構(外部リンク)」というサイト。

早い者勝ち。いざ受付開始すると、あっというまに申込終了するので注意!

<ワークショップ受講するコツ>
●毎月問い合わせ先ページ>募集中のワークショップ を開きつづける
●応募可能となったら即応募する。

また応募>当選した場合、もうキャンセルはできないので注意すること(最初から定員ギリギリしか当選しないようになっている為)。

WS1か月半前:WSの抽選結果の連絡が来る

このような形で、抽選結果が送られてくる。

抽選に当選しただけで、正式書類をこれから期日までに送る必要がある。

WS当日   :2日間 参加➡「WS修了証」をGet +講習会の申込(案内もらえる)

持ち物の準備が大事。いざWSが始まると時間がほとんどなく、「●●欲しいから買いにいく」なんて事はあまりできない。

(昼休みはあるが他参加者との貴重な会話時間だったり、お店が遠い。1日目終わったらかなり遅く、もうお店いく労力もないはず)

持ち物の案内には書かれないが、あると重宝するものを挙げる。

●クリップボード●立ったままメモの機会多い。
●多色のボールペン●メモする内容が多い為。
●ポケットファイル●貰うプリント枚数がとにかく多い。
(レッスン毎に10枚×10レッスン位もあり)
レッスン毎にプリント収納できるのでオススメ

●クリップボード●

・・・100均オススメしない。すぐにヘタる・カバンが紙屑だらけになる・何より弱い。

ワークショップのレッスンはとにかく内容が濃く、凄いスピードで進む。そのためボードは折畳みタイプでは間に合わない。どんどん進むのでページを固定してくれるタイプが使いやすい。加味するとこれが使いやすい。

●多色ボールペン●

・・・グループごとにレッスンを受け・意見をまとめる機会がとにかく多い。誰が喋った・喋らないというメモの為には多色ボールペンが使いやすい。それこそDr.Gripの4色などで十分。

●ポケットファイル●

・・・100均の安物で十分。

また内容はあまりに濃いため、こちら(当ページ内リンク)を参照。

≪ワークショップの修了証≫

・・・するとWSの終了後、講習会の案内を貰える。それから講習会参加すればよい(申込必須)。もちろん案内以外の講習会に参加してもよい。

講習会当日  :講習会に参加する(申込必要・抽選なし)➡「講習会修了証」をGet

講習会はどこで参加しても構わないが、申込が必要。

いち講習会の案内の例。

≪講習会の修了証≫

修了証の期限内:(いずれも受講日~6年有効)に、新規申請を行う。

「WSの修了証」「講習会の修了証」があれば、あとは申込フォームに記入して、すべて郵送するだけ。

フォームは公式サイトにある。

1か月以内  :資格取得の認定はがきが送られてくる。晴れて資格取得となる。

下記のようなはがきである。

ワークショップ(WS) レッスン内容について

内容が濃いため、別ページに記す予定。

<注意> 当サイト編集者が参加したWSの内容。参加年度・都道府県ごとに内容が異なる場合あり。あくまで「どういう事をやるのか、事前になんとなく知りたい」場合に使う事。

関連項目

薬学実務実習(病院)のやり方ー資格取得後の、実務実習の具体的なやり方の例。

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