緊急経口避妊薬(モーニングアフターピル)の市販化

市販薬ニュース

執筆日(2020年12月5日)における

緊急経口避妊薬を手に入れる方法について。

現在のアクセス方法

産婦人科医の受診(可能)

厚労省でも、処方できる産婦人科を案内している。

緊急避妊に係る取組について
緊急避妊に係る対面診療が可能な産婦人科医療機関等の一覧を掲載しています。

これではデメリットも多い。

【アクセスの悪さ】
産婦人科の開業時間にクリニック受診➡処方箋もって調剤薬局、という流れ。
●夜間や土日祝・年末休みではダメ。連休はさめば、72時間などあっという間に流れてしまう。
●産婦人科の受付時間=平日昼間+土曜日午前 とかだったりする
●田舎・離島では余計にアクセスできない

【値段の高さ】
●1回手に入れるだけで、1万円~2万円かかると言われている。(市販すれば5000円程度といわれている)

一部のドラッグストア(来年開放?)

これだとアクセスが良い。

※一部の=「要指導医薬品」を扱うタイプのドラッグストア。このタイプは薬剤師がいないとダメで、登録販売士では販売できない。

【メリット】
経口避妊薬へのアクセスを大幅改善できる。
●一部のドラッグストアの開業時間:毎日オープン、10時~22時などと長い営業時間
※薬剤師常駐する時間はもっと短い可能性があるが

基礎知識

【効果】
性行為72時間以内の内服により、仮に妊娠していたとしても58%以上の確立で避妊できる。

つまりうっかり避妊失敗してしまった(もしくは性犯罪に巻き込まれた)場合、服薬が早ければ早いほど良い。このような時に『明日の産婦人科診察まで待って、予約外受診だから診察時間の最後にやっと診てもらえる』状態ではよくない。

【名称・商品名】
●緊急経口避妊薬=IC とも通称する。
●ノルレボ錠®など

【待たれる理由】
●レイプ等の性犯罪で妊娠する事例がある為。
●海外では、すでに80カ国で市販すみである。
※米国では、自動販売機で市販もされている。
※フランスでは、高校生に養護教諭が無料配布している。

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